当協会は、宮城県内の各種公共事業における登記手続の円滑な推進を全面的にバックアップする、公共嘱託登記を受託出来る唯一の公益法人です

共用部分とは、マンションの所有者（区分建物所有者）の全員又はその一部の共用に供される建物の部分です。
この共用部分は法定共用部分と規約共用部分とに大別されます。法定共用部分は、建物構造上、当然に区分所有者の全員又はその一部の共用に供されるべき建物の部分のことで、区分所有権の目的にはなり得ないものです。
例えば、マンションの屋根、外壁、隔壁、廊下、階段室、ロビー、エレベータ室、屋上、専有部分に属しない附属物として電気、ガス、水道の諸設備や屋外の給水塔等はその典型といえます。
一方規約共用部分は、建物の部分（専有部分）及び附属の建物で区分所有権（又は所有権）の目的となり得るものであり、これを区分所有者の規約の設定により共用とされた部分をいいます。例えば、管理人室、共同の倉庫・車庫、集会室等及び別棟の管理事務所、集会所、倉庫、塵芥置場等の例が多くみられます。