ひより台地区 法17条地図作製作業始まる
法第17条地図作製実行委員会 委員長 南 城 正 剛
これからの土地家屋調査士にとって積極的に関わっていかなければならない業務のひとつは「地図づくり」であります。土地家屋調査士が日常業務において利用している地図は、利用している土地家屋調査士自らが作ってこそ、より良い地図ができるものと思います。
その地図づくりである平成15年度不動産登記法第17条地図作製作業が仙台法務局より公嘱協会に発注になり、地図作製作業がいよいよ始まりましたので概略を報告いたします。
実施地区は仙台市太白区ひより台、面積は0.33 平方キロメートル、筆数が885筆、所有者数は1,040名です。
実施にあたり、土地家屋調査士会・公嘱協会・公嘱協会仙台支所から6名の実行委員を選出して法第17条地図作製実行委員会を立ち上げました。実行委員会では、前回実施した上飯田地区17条地図作製作業の経験を踏まえ、ひより台地区の地図作製作業に向けて準備を進めてまいりました。今回の17条地図作製を実施するうえで、実際に現場を担当していただく受託社員の募集方法をどのようにするのかにつきまして実行委員会において議論したところでありますが、対象者を前回の17条地図作製を受託していない社員とすることに致しました。この方法によりますと前回の受託社員の経験が生かされないのではとの意見もありましたが、実行委員会に経験者がいることからこの問題はクリアーできること、また、より多くの社員の方々に法17条地図作製作業を経験していただきたいとの考えに基づき判断いたしました。また、今回は地図作製作業がより円滑に行なわれるよう、グループによる募集方法を試みております。この方法につきましては色々と意見が出ているようですので、今回の地図作成作業終了時に検討を行なうこととしております。
受託社員の応募を基準点測量班1グループ、一筆地調査測量班2グループに分けて行なったところ、それぞれ複数の応募がありましたので抽選により受託班を決定しております。
現地調査に先立ち、4月26日にはひより台地区の住民説明会を開催しましたが、予想を超える住民の方に参加いただき、関心の高さがうかがえました。5月の連休明けには現地事務所もオープンし、仙台法務局の鈴木総括表示登記専門官、進藤表示登記専門官並びに各作業班は連日現地事務所で作業を行なっております。5月20日には林仙台法務局長、小林民事行政部長、斉藤首席登記官が現地事務所にお出でになり、ひより台地区を視察されました。
仙台市道の先行立会が5月26日から始まり、6月9日からはいよいよ一筆地立会業務が始まります。約1ヶ月間の長期の立会業務でありますが、土地家屋調査士の職能を充分発揮し、筆界未定地「ゼロ」を目標に全員で頑張っていく所存です。