支所だより 仙台法務局大河原支局の地図整備作業を担当して
仙南支所 星 隆 志
以前仙南支所の当時の支所長として、大河原地区・白石地区の地図整備作業に多少係わって来ましたが、今年は旧角田出張所管内の地図整備作業をすることになり、なりゆき上私が担当することになりました。今回の地図整備作業は角田市・丸森町で、地図総数 6,244枚 土地の筆数 238,530筆を平成15年3月までの1年間で修正を完了させるというものです。
初めに法務局との2回の打合せ会で作業の概略説明を受け、3月末に前年地図整備作業地区の仙台法務局石巻支局に出向き作業の進め方について説明を受け、成果品を見せていただきました。
はじめは以前に大河原・白石地区において地図整備作業に係わったこと、大河原地区で地図整備作業を担当した大久保前支所長が手伝ってくれることになっていたので、ある程度スムーズに作業が進むと考えていたのですが、いざ作業が始まって見ると一筆対査及び地図修正調書の作成の作業が遅々として進まなくなりました。大久保前支所長に聴いたところ、「前に作業をした大河原地区に比べ修正個所が倍以上あり、しかもほとんどが色々な資料を調査する必要があるので、このままでは来年の3月までには終わりそうもない。」とのことでした。
そこでまず作業を見直すことにしました。もう一度仙台法務局石巻支局にお伺いし担当した高橋直樹社員から作業の進め方のご指導を頂き、その後賃職も含めて来年の3月まで作業を終わらせるにはどのようにしたら良いか打合せ会を開きました。(この打合せ会以降賃職の仕事に対する意識が変わりました。)次に作業する人数を増やしました。はじめ賃職6人で作業をしていたのですが、賃職を8人に増やし、私の補助者2名も常駐させて作業を行いました。法務局からは、「大河原の法務局が星事務所になってしまった。」と冗談を言われたりしましたが、全員の努力によりようやく一筆対査及び地図修正調書の作成の作業が終了いたしました。
角田市・丸森町の特色はどちらも昭和30年から国土調査が始まり、角田市は昭和54年に、丸森町は昭和59年に完了しております。この為大変古い地籍図が多く、その前後に多くの土地改良事業が入っており、土地改良事業の従前地の把握がかなり不正確なため、多くの地図修正個所が出てきており調査にもかなりの時間がかかっております。また古い国土調査の為、地籍簿における現地確認不能や筆界未定、その他の記載が明確でなく、これもまた調査に時間がかかってしまいます。
現在は地図の修正その他の作業をしております。大変手間のかかる且つ気を使う作業ですが、この修正された図面を多くの方が閲覧し、土地の調査に利用すると思うと、間違いのない正確な作業をしなければと心がけております。そして3月に地図整備作業が完了した時、角田市、丸森町の図面は、以前にもまして正確な図面として、利用者の閲覧に供することが出来ると確信しております。