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世界測地系座標変換ソフト「TKY2JGD」の紹介

理事  沼 倉 郁 郎

 「日本測地系(Tokyo Datum):ベッセル楕円体」に準拠した座標値を,世界測地系「日本測地系2000(=ITRF94系):GRS80楕円体」の座標値に座標変換するプログラムです。
 このプログラムは、Microsoft Windows95及びWindows98で動作確認が行われております。MacOSやLinaxなどでは実行できませんのでご注意願います。

1.入手方法
 インターネットのブラウザ(インターネットエクスプローラーやネットスケープナビゲーターなど)を使って下記のURLにアクセスします。
URL:http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/tky2jgd/download/agreement.html
 このソフトの利用許諾書が表示されますので、ご確認の上同意できるのであれば「同意する」を、できなければ「同意しない」をクリックしてください。なお、同意しなければダウンロードできません。
 使用許諾書に同意するとダウンロード画面が表示されます。ソフトウェアを利用するために最低限ダウンロードしなければならないファイルは次のとおりです。
 (1)プログラム TKY2JGD1379.EXE
 (2)座標変換パラメータ・ファイルの必要な地域又は日本全土のファイル

図1
ダウンロード開始のウィンドウ
 ダウンロードは、各ファイルの名前部分をクリックすると対象ファイルを開くかディスクに保存するかを聞かれますので、ディスクに保存を選択してOKボタンを押してください。
(インターネットエクスプローラーでは、図1のような画面が表示されます。)


2.インストール

図2
TKY2JGD1379.EXEの実行時ウィンドウ
 ダウンロードしたファイル(TKY2JGD1379.EXE)を実行すると図2のような画面が表示されます。
 そのままOKボタンを押していただければ、複数のファイルが作成されます。
 実行が終わりましたら、マイコンピュータからCドライブ→[Temp]→[TKY2JGDv1379]フォルダを開きます。
 その中にある「」を実行するとインストールが開始されます。画面の指示どおり次へボタンを押していけば自動的にインストールが完了します。
 次にパラメータ・ファイルも同様に実行すると1つのファイルが作成されます。
 保存箇所を一応覚えておくとあとで便利です。

3.プログラムの起動

図3
TKY2JGDの実行画面

図4
パラメータ変換のウィンドウ

  1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックします。
  2. [プログラム]のメニューの中の[TKY2JGD]-[TKY2JGD]をクリックします。 すると図3の画面が表示され、座標変換に利用するパラメータ・ファイルが読み込まれます。もし、パラメータ・ファイルが読み込まれなければ図4のウィンドウも一緒に表示されますので、こちらの[パラメータファイル(P)]をクリックしてパラメータ・ファイル(○×.parというファイル)を選択してください。

4.座標の変換
(1)地理座標値(緯度,経度)を変換する場合
 選択した変換データ形式が「緯度 経度」の場合は、世界測地系の変換結果も「緯度 経度」になります。
○手順

  1. ウィンドウの[変換データ形式]の中から「緯度・経度」を選択します。
  2. 画面左の「旧日本測地系」の緯度・経度の欄にそれぞれ数値を入力します。
  3. 入力が終わりましたら、画面真中のをクリックすると画面右の「世界測地系」の緯度・経度の欄に変換後の数値が表示されます。

(2)地理座標値(緯度,経度)を変換する場合
 選択した変換データ形式が「平面直角座標」の場合は、日本測地系2000の変換結果も「平面直角座標」になります。
○手順

  1. ウィンドウの[変換データ形式]の中から「平面直角座標」を選択します。
  2. 画面左の「旧日本測地系」の各欄にそれぞれ数値を入力します。
  3. 入力が終わりましたら、画面真中のをクリックすると画面右の「世界測地系」の各欄に変換後の数値が表示されます。

(3)ファイルを一括変換する場合
 ファイルから「緯度・経度」 または「X・Y」を読み込み、変換結果をファイルに出力します。なお、この作業を行うためには、指定されたフォーマットでデータを作成する必要があります。
○手順

  1. 一括変換の入力用ファイルを下記のように作成します。
    [例]
    #実用成果 日本測地系,ベッセル楕円体
    #  X(m)   Y(m)   コメント
    51393.9627 67365.0402 村松
    47867.6425 -3939.3856 マイナス
     X、Yの数値は半角で入力します。各データの区切りには、半角スペースを利用します。全角スペースではエラーになります。コメントは、自由に記載することが出来ます。
     作成には、メモ帳を利用するか各ソフトの出力で上記のフォーマットに合うように出力するようにします。
     保存する場合は、「ファイル名.in」としてください。
  2. メニューの[一括変換]をクリックします。
  3. [3.入力ファイル]をクリックし、手順1で作成したファイルを選択して[OK]を押します。
  4. [4.出力ファイル]をクリックし、変換後の保存するファイル名を入力して[OK]を押します。
  5. [5.ファイル一括変換処理開始]をクリックすると一括変換が行われます。

 このプログラムの著作権は国土地理院に帰属します。
 この内容は、平成14年5月現在のものであり将来バージョンアップ等により仕様が変更される場合があります。その際はご了承願います。
 詳しい内容は、「TKY2JGD」に附属しているヘルプや国土地理院のホームページをご覧になっていただければと思います。