仙台法務局石巻支局の地図整備作業に携わって
石巻支所 遠 藤 秀 司
本年2月25日石巻支所で、大和出張所へ地図整備作業の見学に行きました。
しかし、このことがこの仕事との長い付き合いになろうとは、想像だにしませんでした。
大和出張所では武藤先生に丁寧な説明をいただきましたが、まさか自分が担当になるなど少しも考えなかったもので、あまり頭に入らなかったのを覚えています。
その後、石巻支所の役員会において、2名の担当者で実施することに決まり、一人目の担当者として高橋直樹先生が名乗りを挙げたものの、もう一人がなかなか決まらなかったらしく、
最終的に私が支所長に丸め込まれ担当にさせられた?わけです。…
3月に入り実際の業務の勉強にため、担当二人で再度大和出張所へ出向き、詰めの業務で忙しい中、時間を割いていただいた武藤先生の
説明を聞いたり、石巻支局の計らいでスタッフを斡旋していただいたり、ハローワークに行き求人を願い、面接をしたり、備品の調達をしたりと忙しい日々を送りました。
4月10日に私たち担当2名・スタッフ8名でいよいよスタートとなりましたが、何を先に行うかもよくわからないままとりあえず地図保存簿のコピーから着手しました。
折に触れ、武藤先生や本所の先生方の指導を頂きながら、ようやく前半戦の一筆対査が終了し9月末を迎えることができたときは本当にホッとしました。
石巻支局の地図整備は、石巻市、桃生郡桃生町・河北町・河南町・北上町・雄勝町・矢本町・鳴瀬町、牡鹿郡牡鹿町・女川町の一市九町
について行うものです。総筆数約50万筆、地図総枚数1万7千枚を対象に、平成12年4月から平成14年3月までの2ヵ年で修正を完了する予定です。
今年度は、桃生郡桃生町・河南町・雄勝町・鳴瀬町、牡鹿郡牡鹿町・女川町の六町を対象に地図整備を行っております。
今年度の対象地はそのほとんどが国土調査の地籍図ですが、業務の経験上わかってはいましたが、実施年度・実施業者によって、その地籍図の完成度に大きなバラツキがあり、
一枚あたりの修正数が非常に多いものも数多く見られ、予想以上に苦戦を強いられています。
本業務に携わってかんじていることは、私たちの暮らしを支える地図の整備は、地図に極めて密接な関係にある、土地家屋調査士を置いて他にはないという事であり、
この業務は私の調査士としての人生の中でも貴重な経験になると確信しています。
この【支所だより】が皆さんの小手茂に届くころには、スタッフのチームワークも一層強まり、修正作業も佳境にに入っていることでしょう。
来年度は、旧土地台帳附属地図(紙図)が多いため、今年度にもまして大変な作業になることと思いますが、何とかこの業務を無事完了し、この業務に携わった
スタッフとともに歓喜の祝杯をあげたいものと思っています。