宮城公嘱NEWSによせて
仙 台 市 長 藤 井 黎
貴協会会員の方々には平素より市政にご協力いただき、誠に御礼申し上げます。
土地は、かつてほどの地価上昇は見受けられなくなったとはいえ、いまだ貴重な
財産であります。その大切な資産を、官公署等では常時取得、処分及び管理等を行っ
ており、作業する際には、慎重であると同時に迅速さが求められます。
また、測量における技術、特に情報通信分野の進歩は著しいものがあり、正確さ
も求められる公共事業において、これらの技術は不可欠といえます。
仙台市ではそれらに逐次対応するため、職員一同日々努力しておりますが、業務
の増大化・複雑化は年々増すものがあり、実際の現場作業を進めていくときには、
土地家屋調査士の方々の豊富な技術・経験に大いに依っているのが現状で、この状
況は将来においても変わらないでしょう。
特に、今後は「地方分権一括法」に伴う、法定外公共物に係る国有財産の譲与作
業が始まります。膨大で期限のあるこの作業をスムーズに行うためにも土地家屋調
査士の方々に対し、これまで以上の協力をお願いすることが予想されます。この作
業は最先端の地図情報も重要ですが、なにより発注者と受託者の連絡調整が特に求
められる業務ではないでしょうか。
したがいまして、この「宮城公嘱NEWS」が、貴協会の情報や土地に関する最新
の情報のみではなく、官公署等と協会の連絡調整、情報交換及び双方の指針の場と
なり、ひいては公共事業の最大目的でもある市民・国民の利益として還元されるこ
とを心より願っております。
なお、2001年は仙台開府400年にあたりますが貴協会のますますのご発展を期待
いたします。