協会の案内協会の情報公開表示登記Q&A登記基準点成果検索公嘱NEWSの紹介 協会の支所管轄関係団体リンク集 社員専用

GPSプロジェクトチーム研修会報告

石巻支所登記基準点設置報告

石巻支所GPS実行委員 渋谷真一

 平成18年6月牡鹿郡女川町内において、公嘱協会石巻支所がGPSによる1級登記基準点4点(内1点は既存国調真鍮鋲)、2級登記基準点4点(内1点は既存国調真鍮鋲)の設置業務が下記のスケジュールで行われた。

平成18年6月 2日 図上計画
平成18年6月10日 現地選点作業
平成18年6月12日~14日 内業計画
平成18年6月23日 女川町より建標承諾書取得(6点)
平成18年6月24日 建標作業(2班編成)
平成18年7月12日 午前9:00~11:00 1級登記基準点の観測
平成18年7月15日 午前9:00~11:00 1、2級登記基準点の観測
平成18年7月21日 午前9:00~11:00 2級登記基準点、点検観測
平成18年7月21日 午後1:30~ 解析作業(女川町公民館2F会議室)
平成18年8月 5日 午前9:30~11:00 再点検観測

女川町はリアス式海岸の南端部で牡鹿半島の根元に位置し、南側に六天山 北側に女川湾を望む複雑な地形の区域である。そのために、選点作業には非常に苦労しました。GPS観測には南側の天空が開けていることが望ましいが、その条件は全ての基準点ではクリアできなかったため観測時間を長く(90分)することとできるだけ器械高を高くするために、長脚三脚(3m以上)を使用することとした。公嘱協会のGPSの機材は、この観測計画の期間中は使用中であったために、石巻支所の2台と社員の2台合計4台を使用して行うこととなった。したがって、観測図は四角形のセッションを組み合わせたものとなった。

1級登記基準点は、電子基準点のみを与点とし、女川、牡鹿、矢本の電子基準点を使用した。

観測の結果、1級登記基準点の新点位置の標準偏差は水平位置が20mm~21mm、標高が25mm~27mmとなり、許容範囲内に充分収まるものとなり、次に行う2級登記基準点の与点として使用できるものとなった。

2級登記基準点の観測では、1セッション4点で内2点が1級登記基準点を与点に使用した。 当日は、GPS-PT 伊藤博雄 委員長も観測及び解析作業に参加し、指導助言をいただいた。

 以上で、石巻支所による1級及び2級登記基準点8点の新設作業は無事完了いたしました。
 基準点設置において、最も時間と手間を要する選点作業と建標承諾書の取得には松下隆好先生、社員への連絡とりまとめや建標作業の材料加工等には今野功先生の両名の方には大変な時間と労力を提供していただきました。さらに支所長をはじめ石巻支所社員の方々には、建標作業から観測、解析と平日の御多忙中のところ多大な御協力をいただきこの一連の業務を遂行することができました。この報告書を借りてここにお礼申し上げます。
 この作業の成果品は、ファイルとCD―ROMに記録して公嘱協会に納品しております。公嘱協会社員の方々には女川地区の測量にはこの登記基準点をぜひ活用し、地積測量図等に反映させていただきたいと思います。