GPSプロジェクトチーム第1回実地研修開催
GPSプロジェクトチームの第1回実施研修が平成17年8月20日(土)・21(日)の両日、築館支所管内において開催された。
1日目の日中は、栗原市くりこま高原駅西口附近(栗原市 志波姫新大谷地区)のGPSによる2級登記基準点スタティック測位で、9時44分開始し17時26分までの観測となった。
観測に不適とした時間帯(PDOP3以下を適とした)を利用して、GPS機器の設置及びコントローラーの操作並びに片付けまでの一連の訓練を委員の全員が交代で実施した。
当日は厳しい残暑で、日射病にならないようお茶や氷菓子等で十分に水分を補給しつつ体温を調整し、交代でくりこま高原駅にて涼むなど健康状態に細心の注意を払いながらのGPS観測であったが、夕方までには全員もれなく真っ赤に日焼けということになりました。
![]() 登記基準点GP10002を観測 |
![]() 登記基準点GP20004を観測 |
![]() 登記基準点GP10003を観測 |
その後、宿泊先となる市内「伊豆沼ウェットランド交流館」に会場を移し夕食をとり、夜の部の解析作業研修です。
夕食時のビールは厳禁としていた筈であったのだが……圧倒的多数意見によりビールジョツキはチョッとだけ解禁ということに(熱射病予防の為の水分補給)相成りました。解析研修がキツく感じられた方もいたか?も。
登記基準点の埋設用金属標はステンレス製75φを埋設。1級は1000m間隔で3点、2級は500m間隔で4点を埋標。それに先立って、県道敷地については宮城県栗原土木事務所から、市道及び水路敷地については栗原市から建標承諾書を取得した。
![]() 1級登記基準点GP10003 |
1級登記基準点のGPS観測は時間の都合上、築館支所社員により18日に事前に行なった。
また、1級登記基準点測量の既知点は電子基準点のみとし、栗駒、高清水、南方の3点を使用して解析を行なった。
建標承諾書(県栗原土木) |
建標承諾書(栗原市) |
点検計算…既知点が電子基準点のみの場合、単路線の閉合の点検計算を行なう。観測値の点検計算結果栗駒―高清水間の水平面の南北方向の閉合差=DNは0.002m(許容範囲0.094m)、水平面の東西方向の閉合差=DEは-0.019m(許容範囲0.094m) 、高さ方向の閉合差=DUは-0.008m(許容範囲0.201m) となっている。
1級登記基準点成果表(GP10001)
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1級登記基準点測量精度管理表は下記の通りとなっている。GP10001の新点水平位置の標準偏差は0.013m(許容範囲0.100m)、新点標高の標準偏差は0.016m(許容範囲0.200m)となっており、また、栗駒―GP10001間の斜距離の偏差は0.010m(許容範囲0.080m)となっている。
2日目は7時30分起床。昨夜の反省会での「安眠剤(お酒)」の効果もありよく眠れた様子。朝食後の9時30分から前日に観測を行った2級登記基準点4点の解析作業を行った。
点検計算…基線ベクトルの環閉合の点検計算を行なう。観測値の点検計算結果GP20001, GP20003, GP20002で囲まれた三角形(通称=中抜き)の基線ベクトルの水平面の南北方向の閉合差=DNは-0.003m(許容範囲0.034m)、水平面の東西方向の閉合差=DEは-0.002m(許容範囲0.034m)、高さ方向の閉合差=DUは-0.009m(許容範囲0.051m)となっている
2級登記基準点成果表(GP20001)
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築館支所の次のGPS-PT実地研修は、気仙沼市所管内に於いて10月29日、30日の両日に、「潮吹岩」のある名勝地、岩井崎にて実施されました。
小松八郎支所長はじめ支所の皆さんが色々と段取ってくれたお蔭で、スムーズな研修が出来たことにおおいに感謝いたします。この後は平成18年6月末までに古川、仙台、塩釜、登米、仙南の各支所の順にGPS-PT実地研修会が開催される予定です。その間に石巻支所においての実地研修会も開催される予定となっています。当協会の「GPS機材等使用及び登記基準点成果の公開等に関する規則」が平成17年10月7日から施行され、その第3条では、「GPS機材等は、公嘱協会各支所長に貸し出すものとする。」とされ、第4条では、「各支所に貸し出すGPS機材等の使用料は、無償とする。」となっていますので、支所長を通じてドシドシ活用いただければ大変に結構なことと思われます。







