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一番幸せな理事長

第4代理事長 小 酒 井 敏 継


 協会設立20周年おめでとうございます。
 私もその中の一時期を担わせていただき、あまり大きな問題にもぶつからず過ごすことができた事感無量であります。私は4代目になりますが、小林前理事長に次はお前だといい続けられるといつの間にか出来るような気がして以来6年理事長をやることとなりました。就任以来最後までそばにいて助けてくれた小林前理事長の存在は大きい。助言なしでは4代目は務まらなかったかもしれない。
 彼はスケールが違った。交友関係も幅広く大物だった。官公署の画にも参画し意見を言える人だった。全国に先駆け仙台市が策定した狭隘道路条例もそうである。又、前例にないと慣習に従ってしか動かない官公署の重い腰を上げさせ、遂には建設局・宮城県・仙台市と年間通じての約束を取り付けた功績は計り知れない。
 すでに引かれた路線をしっかりと定着させかつ発展させる事、これが私に課せられた使命である。年間契約も順調に進みうまく運用でき、下降気味の景気にもかかわらず実績を伸ばすことが出来た。
 私にとっての大仕事は3つある。1つ目は法第17条地図作製作業(現登記所備付地図作成作業)を引き受けたことである。
 日調連に青野副会長、全公連には小林副会長を擁し、仙台法務局には協会に協力的な藤原局長が赴任され、2代目、3代目理事長が次期早尚と断り続けた経緯もあり引き受けには苦慮したが、今しかないと首を縦に振った。社員、担当理事等にはその後大変苦労をかけたが調査士の面子を賭け完成させ、面目が保たれた。今、ひより台・上野山・西の平地区と継続して受託している状況を見てやってよかったと自負している。
 2つ目は念願の宮城公嘱NEWSの発行かな。各市町村の首長にコメントを書いて貰い掲載するアイディアは高く評価したい。
 3つ目は法定外公共物の地方自治体への無償譲与の件である。協会では委員会を組成し全市町村まで隈なくPR、各支所単位の講習会、全市町村担当者を集めての説明会等、いろいろ頑張ったが労多くして功なし、塩釜支所の御蔭で完敗は免れたが、残念な結果になった。ある役所の係長が、「協会本来の仕事ではないよね」と言っていたことが今も耳に残っている。
 最後に言いたいことも我慢し全面的に協力してくれた両副理事長、支所長、各理事にただただ感謝である。有難う。苦労はよき思い出に変わる。
 いい時期に仕事をし、歴代理事長のうち一番幸せな理事長であった。