着任のごあいさつ
仙台法務局長 中 村 巽
4月1 日付けで仙台法務局長を命じられました。仙台管区内の勤務は初めてでありますが、民事局第三課(現民事第二課)補佐官当時(平成4年4月~7年3月)に地図整備の状況調査などで訪れたことがあり、懐かしい思いで着任しました。
着任時に、宮城県公共嘱託登記土地家屋調査士協会にごあいさつにお伺いしたときに、役員の皆様から地図整備へのご支援ご協力の状況をお聞きし、本当に頼もしく思い、感謝の気持でいっぱいです。
地図の整備は、これまでも種々の方策を講じてきたところでありますが、その重要性がようやく政府全体の課題として位置付けられました。長らく待っていた施策が、ようやく今、実行の段階に移ったのであります。この地図整備を国民の期待どおり推進していくためには、皆様方のこれまで以上のご支援ご協力が不可欠であります。どうか、引き続きよろしくお願い申し上げます。
社団法人宮城県公共嘱託登記土地家屋調査士協会は、今、青年期にいたりました。協会に対する国民の要請、期待は、今後とも増していくものと思います。ご承知のとおり、不動産登記制度は、今、歴史的な転換期にあります。一世紀ぶりに全面改正されました新不動産登記法は、既に3月 7 日から施行されていますが、新法は、地図をはじめとする今後の表示登記制度にも大きな変革をもたらすものです。また、今国会で成立し4月13 日に公布されました不動産登記法等の一部改正法により創設されました筆界特定制度におきましては、土地家屋調査士の専門的職能が期待されているところでありますし、現に、宮城県土地家屋調査士会においては、市民の要請にこたえる「みやぎ境界紛争解決支援センター」を立ち上げ、業務を開始したと承知いたしています。これらは、いずれも、情報通信技術の高度化と多様化する国民ニーズに対応し、国民が自ら選択できる制度を目指すものであり、国民生活の安定、利便性の向上に大きく寄与するものと思います。
表示登記をめぐっては、多くの課題を抱えている現状にありますが、国民の期待と信頼にこたえる行政の執行に最善を尽くす所存であります。どうか、皆様方の引き続きの暖かいご支援ご協力をお願いいたします。